こんばんは、Noriです。
コロナの影響で、家で飲む機会が増えた方も多いと思います。
今日は私もよく自宅で飲む、スコッチウイスキーについて掘り下げていきます。
以前スコッチウイスキーについて書きましたが、スコッチウイスキーの種類でオフィシャル、ボトラーズについて書いていきます。
オフィシャルとボトラーズの違い
世に出回っているウイスキーにはオフィシャルボトルとボトラーズボトルという二種類のボトルが存在します。
オフィシャルボトル
その名の通り、蒸溜所が元詰めしているボトルを指します。
「蒸留所がウィスキーを製造、熟成、ボトリングまでを行ってから出荷したもの」
その蒸溜所が自信を持って市場に送り出す公式品ですので、最良のバランス、安定した供給量を誇ります。
メリット
- 蒸溜所が自信を持って市場に送り出す公式品。最良のバランス、安定した供給量を誇ります
デメリット
- 品質は安定しているが無難な味
- 樽出し(カスクストレングス)が少ない
ボトラーズボトル
業者が、蒸留所から樽を買って瓶詰めします。
それらが「ボトラーズ」と呼ばれます。ウイスキーだけでなく、ラムやブランデーなども扱っていることがあります。
ボトラーズブランドはキングスバリーやゴードン&マクファイル(G&M)など様々な業者があります。
購入した樽の原酒をさらに熟成させたり、樽を交換してみたり、ブレンドを繰り返したりしてオフィシャルにはない独自の味を追及することが多いです。
オフィシャルボトルでは12年熟成しかラインナップになくても、ボトラーズのウィスキーでは5年熟成や30年熟成など、オフィシャルでは出回らない熟成年数のモノがたくさん存在しています。
メリット
- オフィシャルより安価
- 熟成年数、アルコール度数、樽の種類など、種類が多い
デメリット
- 少量の販売が多く、品質も安定していない
- 蒸留所の味もボトラーズにより様々
まとめ
オフィシャルとボトラーズの違いについて書いてみました。
おすすめは、オフィシャルボトルで気に入ったものがあれば、ボトラーズと飲み比べも楽しいと思います。
バーボン樽熟成、シェリー樽熟成など、熟成する樽の違い、樽出し原酒(カスクストレングス)などの度数の違いなど、ボトラーズも楽しいと思います。
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